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2016年03月06日

抗炎症ホルモンの工場:副腎

腎臓の上に位置する副腎は、様々なホルモンをつくる器官です。分泌する量も多く、体の免疫や成長において非常に重要な働きを持ちます。
副腎から分泌される様々なホルモンのうち、ここでは「副腎皮質ホルモン」を取り上げたいと思います。

副腎には、外側の副腎皮質と、内側の副腎髄質とがあり、副腎皮質ホルモンはその名のとおり、副腎皮質で生成されたホルモンの総称です。(男性ホルモンも副腎で作られますが、これについては副腎皮質ホルモンに含めません)

副腎皮質ホルモンは、炎症の制御など免疫反応に関わるほか、糖質や蛋白質の代謝、血液の電解質のレベル調整にも深く関わっています。
この副腎皮質ホルモンを作用の違いによって、さらにグループ分けすると「糖質コルチコイド」と「鉱質コルチコイド」に大別できます。このうち、抗炎症剤として働いたり、好酸球の活動を抑制するなどの作用を持ち、アレルギー反応に深く関わるのが、糖質コルチコイドです。なかでも代表的なのが「コルチゾール」です。

副腎で生成されるコルチゾールは、睡眠の終わりごろ、明け方近くに特によく分泌されます。炎症やアレルギー反応などが出た後、ゆっくり休むと症状が回復しているのは、コルチゾールによって炎症が抑えられるからです。
副腎のコルチゾール分泌が足りないと、この抗炎症作用が不足することになり、回復が送れることになります。炎症や傷がなかなか治りにくかったり、疲労がいつまでも抜けないときは、副腎の働きが弱まっている可能性があります。

参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/副腎皮質ホルモン
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