2016年03月07日

胃とカンジダ菌

胃液の殺菌作用により、たいていの外来の菌が胃で死んでしまう、と述べました。しかし、近年、問題視されているピロリ菌のように、菌自体が何らかの酸への耐性をもっていて、胃酸のなかでも棲息できる菌がいます。
カンジダもある程度、胃酸のなかで棲息できる菌です。しかし、通常は大繁殖まではしません。口腔から、食道まではよくみられるカンジダですが、胃では減少します。これは、やはり胃液による作用だと言えるでしょう。

しかし、胃は精神状態や睡眠不足など、ちょっとしたストレスでも、その影響を受け易い器官です。胃のトラブルは意外に頻繁に起きるものです。また、飽食時代にあって、食べ過ぎ、飲み過ぎなど胃の疲弊を招きやすい現代は、胃液を抑えるなどの薬を常用する人も多いでしょう。

このように、胃の不調や、あえて胃液を抑えるなどの必要があって薬を服用している場合など、胃内の殺菌作用が低下します。ここに菌のエサとなるものが頻繁に入るようなら、さらに菌の繁殖に繋がると考えられます。

外来物の最初の関門である胃の殺菌効果が低下し、菌が繁殖すると、当然、次に消化、吸収を担う小腸へも菌を移行させやすくなります。
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