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2016年03月07日

食物を徹底分解、栄養となる分子を選択、吸収する:小腸

胃で溶かされ、柔らかくされた食物は、続いて小腸へと送り込まれます。
小腸は、およそ6mほどにもなる長いチューブ状になった器官ですが、筋肉に覆われ、収縮した状態で3mほどの長さになります。小腸は、形状や役割からさらに3つの部位、十二指腸、空腸、回腸に分けることができます。

十二指腸は、小腸のうち、入り口の25cmほどの部分です。ここでは、腸液や、膵液、胆汁が分泌されることで、胃酸を中和し、食物の分解をさらに進めます。口から入った食物は分子レベルでの消化段階にまでなっていて、もはや元の姿の片鱗はどこにもない状態です。つまり、ドロドロの粥状というよりは、栄養ペーストと言えるような状態なのです。また、十二指腸の腸壁には、絨毛が無数にあり、筒状の絨毯のようです。この中を栄養ペーストはくぐっていくのですが、絨毛の一本一本がペーストのなかに入り込み、さらに腸壁自体も伸縮しながら、栄養となる分子を選択的に吸収します。

短い十二指腸をくぐった後、続く空腸と回腸の管内にもびっしりと絨毛があり、ペーストからの吸収が引き続き行われます。十二指腸は、膵液や胆汁を分泌することで、食物を徹底的に細かくしますが、短いのであまり吸収はできません。その任は、続く空腸、回腸に任されることになります。

空腸と回腸の働きは似ていて、あまり大きな違いはありませんが、十二指腸より下の小腸のうち、手前2/5が空腸、後ろ3/5が回腸、また、空腸のほうが回腸よりもやや太い、とされています。空腸での栄養の吸収量はとくに多く、回腸では吸収過程もそろそろ仕上げに入り、絨毛の数も減少してきます。

絨毛のなかには、毛細血管やリンパ管が張り巡らされ、ブドウ糖やアミノ酸は毛細血管から、脂肪酸・グリセリンはリンパ管より吸収されます。また、小さな孤立リンパ小節や、塊状の集合リンパ小節(パイエル板)もあって、吸収した分子を監視しています。

小腸のなかで、栄養をすっかり吸い取られたペーストは、続く大腸へ送られて行きます。

小腸と菌

胃でたいていの菌が殺菌される、とご紹介しました。このため、続く十二指腸には、基本的に菌の流入の可能性はぐっと低くなっています。また、十二指腸では胃酸を中和する腸液が分泌されますが、胆汁も分泌され、この胆汁には胃液ほど強力ではありませんが、やはり殺菌作用があります。このため、十二指腸でも、通常はあまり菌は生きられません。
次の空腸でも、胆汁の効果は効いていて、菌の増殖は抑えられています。空腸はその名のとおり、どんどん内容物を送り出し、からっぽになるため、菌が定着しづらい、というのもあるでしょう。
このように、十二指腸、空腸では、菌の数はあまり多くなく、棲み付くことができる菌としてはラクトバチルス(Lactobacillus)属、ストレプトコッカス(Streptococcus)属、ヴェイオネラ(Veionella)属や、酵母などがあります。

さて、続く回腸ですが、ここでは、このつぎに続く大腸に備え、胆汁の回収が行われます。すると、菌の数はぐっと増えて来ます。十二指腸や空腸で、内容物1gあたりに約1万(104)個ほどだった菌数が、回腸では1gあたり10万-1,000万(105-107)個ほどになるとされています。十二指腸、空腸にいた菌に加え、大腸で多く棲息するバクテロイデス(Bacteroides)や、ユーバクテリウム(Eubacterium)、ビフィドバクテリウム(Bifidobacterium)や、クロストリディウム(Clostridium)などが、混在しています。

おなじ小腸のなかにも、場所によって役割や、すみつく菌にも違いがあることがわかっています。これは、細菌ごとに生き易い条件が微妙に異なるからです。もっと大きいくくりでみると、腸内細菌はたいてい、腸の中でしか生きられないものがほとんどです。腸内であれば、どんな生物の腸でも生きられる、というものもありますが、生物種まで限定している菌もいます。生物の腸内、という場を生息域に選んだ彼らは、その場の持ち主、つまり宿主ですが、この宿主が生き続けることこそが、生存の場を維持することになりますから、ただ居座るものもありますが、宿主の健康に貢献する役割をもつものも少なくありません。
とくに、小腸に棲める菌はある程度限られていますが、これらの菌は内容物のなかに混ざりながら、代謝活動をし、様々な生成物を出します。内容物は、腸内細菌と、腸内細菌の生成したものがまざりあい、人間の生存に欠かせない成分も合成します。小腸内で生成されるものとしては、ビタミンB群が代表的なものとして挙げられます。この他にも、食物として取り込んではいないが、腸内細菌と食物が出会うことで、必要な栄養が生成され、それを私たちが利用している、という側面もあります。腸内細菌と、私たちの体は、もちつ、もたれつの関係にあります。

このように、健全な腸内細菌叢は、私たちの健康に大きく貢献し、必要な存在です。では、小腸内のカンジダ菌についてはどうでしょう。カンジダは胃でも生きられますし、小腸内でも生きられるので、細菌叢のなかによく見つけられます。健康に貢献しているか、といえば、直接、何か効果的な働きをしているか、というと現在までに、そのような発見はされていませんが、ただ、様々な菌が生い茂るなか、少々カンジダがいても、そこに何かの影響はありませんし、カンジダの生成物も、他の有用菌に利用されることもあるでしょう。多くの菌によるせめぎ合いのなか、また、胃液や胆汁の作用もあるなかで、そうそう繁殖はできないはずです。

しかし、胃のところでも述べたように、胃酸を抑える薬を服用したり、胃液の分泌が充分でない場合は、この限りではありません。胃でのカンジダ数が多ければ、当然、小腸へ流れ込むカンジダも多くなることでしょう。
さらに、胃だけでなく、消化管全体の働きが弱まっている場合、本来、小腸に棲み付き働いている菌の勢力も弱まります。すると、本来、いなくていい菌が入り込んできたり、勢力が抑えられていた菌が異常繁殖したりすることに繋がります。カンジダも、このようなタイミングで勢力を拡大します。

さらに、繁殖のもととなるエサがあれば、カンジダの異常繁殖がおきます。つまり、消化管を流れる食物にカンジダのエサとなるものが豊富であれば、です。実は、現代の食生活では、カンジダの好む食品がたくさんあります。ともすれば、そればかりになってしまいかねません。

異常繁殖したカンジダ、あるいはカンジダによって生成されたものによって、腸内細菌叢はうすくなり、カンジダが延ばす菌糸によっても、腸壁は傷つけられます。腸管の細胞はこれを危険因子ととらえ、腸管内で炎症反応が起きるようになります。腸は体の内側にありますが、基本的には外側にある皮膚と同じ役割をもちます。ですから、腸内の炎症を想像するとき、皮膚の炎症を例にして頂くといいかもしれません。炎症をおこした皮膚は、キメが荒くなり、乾燥し、ときには発赤したり、熱をもったりしますね。腸でも似たような状態になります。整っていた腸管壁の細胞が荒れて、脆い状態になります。

さて、ここで、思い出して頂きたいのは、小腸は消化の場でもありながら、吸収の倍でもある、ということます。そのため、小腸には、内容物の成分から栄養物か否かを見定める厳しい監視システムがあります。それを担うのが、「腸管免疫」の機構です。腸管免疫は、腸壁の細胞だけでなく、腸内細菌叢との応答もあって、適宜、状況に応じて対応できるようになっています。
内容物に栄養物があれば、絨毛から選択的に取り込まれ、血管(門脈)を通って肝臓に入り、そこで無毒化されて全身へと運ばれます。絨毛には、非常に細かい穴があり、これを栄養物がくぐることで選択透過するしくみになっています。
しかし、腸内細菌叢が薄くなり、また炎症などで脆くなった腸壁細胞では、正しく腸管免疫のシステムを働かせることができません。これにより、栄養にできないような大きな分子でも、取り込みやすくなってしまう、と考えられています。

栄養にならないものが多量に血液中に入ることは危険です。まず、これを受け取る肝臓は処理のために大変は負担を強いられることになります。また、とくに危険なのは、蛋白質のような大きな分子まで透過させてしまった場合です。通常、蛋白質は、アミノ酸にまで分解され、はじめて栄養として血管内に入ります。蛋白質のままですと、栄養にできないばかりか、他の生物、たとえば、寄生虫や、微生物などの侵入と、免疫は勘違いして捉えます。
すると、どうなるか。危険を察知した免疫システムは、これを殺し、排除しようとあらゆる手をつくしはじめます。血管内に入った寄生虫や微生物は、命を奪う可能性もある非常に危険な敵だからです。炎症物質を放ち、これを殺すためには、自分の体に少々ダメージがあっても厭いません。これが、アレルギー反応です。小腸が脆くなり、大きな分子まで血管に漏れ出し易くなる、ということがいかに恐ろしい事態に繋がるか、お解り頂けたでしょうか。

この過程は、あっと言う間におきる、というより、カンジダの棲み易い環境づくりから、じわじわと進行していきます。これは、つまり、カンジダを育み易いライフスタイルの定着度に比例する、ということです。飽食やストレス、睡眠不足などで胃腸が弱り易い日々が慢性的に続く事。薬、とくに抗生物質を服用したあとに、腸内細菌叢のケアをしないこと。カンジダの繁殖に繋がるような食べ物を嗜好するようになること。これらは、気付けば、すっかり、自分の生活の仕方そのものになっていて、ここに原因があることも、どう改善すればいいのかも、カンジダが健康を脅かす段階になっているころには、見失っていることが多いのです。

小腸の細胞のエネルギーを供給し、炎症を回復させる:グルタミン

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さて、基本的に、胃や小腸における菌対策は、胃液や胆汁の分泌能力を充分にすること、さらに殺菌成分をもつ食物をとることが重要だと言えます。これについては、胃のカテゴリでご紹介しました。

ここでは、小腸でカンジダが繁殖してしまい、それによる炎症がすでに発生している場合、それを回復へ向かわせる働きをもつ食物をご紹介しようと思います。

まず、小腸が炎症箇所をもつ場合、小腸のエネルギー源となる栄養を摂り、代謝を促進して、回復を進めなければ成りません。小腸の細胞がエネルギーにするのは、「グルタミン」です。

グルタミンは、アミノ酸で、比較的多くの食品に含まれますが、非加熱で摂らなければ変性してしまいます。
そこで、魚の刺身が理想的ですが、他にも牛乳やチーズ、トマトなどからも摂れます。

なお、グルタミンは、体内のアンモニアを処理するのにも利用されるため、アンモニアによって発する症状にも有効です。

健康維持目的なら1日200-600mg/日を2、3回に分けて摂取します。

資料:[EN_CANDIDA.ATOPY_5]小腸のための栄養素

小腸の大掃除:ホウレンソウなど葉緑素の多いもの

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私たちの食物には、少なからず、毒になるものが含まれています。多くは、肝臓による解毒で処理され、排泄されますが、排泄されにくいものとして、重金属類があります。
たとえば、水銀です。水銀はもともと自然界にあるため、生き物を食べる以上は、どうしても取り込んでしまいます。水銀は、過剰に取り込むと脳に蓄積し、神経障害をも引き起こします。水俣病の原因が水銀なのはご存知でしょう。水俣病の場合は、公害であり、人間の活動が原因ですが、自然界にある水銀も、食物連鎖によって濃縮され、上位に位置する人間は、水銀を多量に取り込み易いのです。

食物に含まれていた水銀は、小腸から吸収されます。そして肝臓で処理され、再び小腸に戻されたり、血中に入ったまま運ばれたりします。再び、小腸に戻された水銀のうち、食物繊維などに取り込まれたものは便などで排出されていきます。しかし、それが叶わず、再び吸収され、肝臓と小腸をぐるぐると回っていたり、あるいは血液にのって、そのままどこかの組織にとりこまれていくものも少なくありません。こうして取り込まれてしまった水銀の排出は、その排出に相当の年月がかかります。水銀以外の重金属でも似たような経路をとるものが多く、これらの排出に大きく関わる食物繊維の重要性が叫ばれています。

また、これらの重金属類は、体内で化学変化の末、非常に微細な分子となり、小腸絨毛の隙間にいつまでもいすわる、と考える専門家もいます。これらが栄養を吸収しようとする絨毛の働きを阻害し、結果、食物をとっているのに、栄養失調のような状態に陥らせる、と考えているのです。このような微細な有害物質を取り除くのに、葉緑素、つまり植物の色素成分が有効である、とされています。

カンジダの繁殖も、重金属と無関係ではありません。カンジダは、水銀などの重金属を溜め込むと考えられていて、カンジダが繁殖した腸内では、そうした重金属も一緒にそこに溜まっている事になります。カンジダが死ぬと、この重金属は放出されるのですが、これを排出するためにも、食物繊維やクロロフィルは重要です。

おすすめ食材:色の濃い野菜
葉緑素は植物に広く含まれる緑色の色素成分です。野菜類にも多く含まれ、とくに葉もの野菜には豊富です。
ポイント:葉緑素を効率よく利用できるように、ジューサーなどにかけて細胞を壊して摂取するといいでしょう。
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1日の野菜摂取量が350〜400gとされています。
そのうち、150〜200gが緑黄色野菜、200gが淡色野菜です。
葉緑素を多く摂ろうと思えば、緑黄色野菜を重点的に考えます。
そこで1日量を200gと仮定します。
1日3回の食事をするとして、1回の食事ごとに、だいたい65gぐらいが目安になりますね。


資料:[EN_CANDIDA.ATOPY_5]小腸のための栄養素

2016年03月08日

腸管免疫を刺激して、細胞性免疫(マクロファージなど)を活性化:マイタケなどのキノコ類

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おすすめ食材:マイタケ などのキノコ類
ベータグルカンは、キノコ類に多く含まれる多糖類です。マクロファージやナチュラルキラー細胞などの働きを活性化させます。アトピーをはじめ、アレルギー体質の人の体内では、これらの働きが弱いことがいわれており、積極的な摂取が奨められています。なかでも、マイタケの含有量が優れていて、1日30〜40gほどで効率的に摂ることができます。
ポイント:ベータグルカンは、加熱調理に強いのが特徴です。いろいろな料理にキノコを利用しましょう。

小腸のためのプロバイオティクス:ラクトバチルス属のヨーグルト

おすすめ食材:発酵食品(ヨーグルトなど)
発酵食品のうち、加熱せずに摂れる食品は、菌をそのまま摂取できる食品です。たとえば、ぬか漬けや、ヨーグルトなどです。
腸内有用菌は必ずしも、生きて腸内に届くものばかりではありませんが、消化の過程で死んだ細菌の屍骸でも腸内環境の改善に効果がある、とされています。日頃から心がけて摂取するのがおすすめです。
具体的にアレルギーへの効果が証明されているものとしては、一般にカゼイ菌とよばれる、ラクトバチルス属の乳酸菌などがあります。ヨーグルトで摂る場合は、パッケージの表示などでどんな菌が含まれるのかチェックするといいでしょう。
また、酪酸菌という菌は、大腸の栄養源となる酪酸を生み出す菌です。乳酸菌ではないので、乳製品などにはあまり含まれませんが、サプリメントなどには含まれていることがあります。大腸の動きが弱っているときには摂取が奨められます。
ポイント:摂取した菌は必ずしも腸管内に定着しませんし、またある程度継続して摂らないと効果も感じられません。10日〜2週間ほど続けてみて、自分に合うか試してみましょう。一度に大量に摂らずに、適量ずつです。
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