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2016年02月17日

カンジダとは カンジダ・アルビカンスとは

「カンジダ」(Candida)とは、菌の一種で、中でも単細胞性の菌類である「酵母」というグループの属名です。
「酵母」に属する菌は、有性生殖の仕方によって、さらに子嚢菌系や、担子菌系などに分類できますが、未だ区別が付かないものについては、酵母の中の不完全菌として分類されます。カンジダは多くの場合、不完全菌に分類されます。

カンジダに属する菌にも様々なものがありますが、中でも特に有名なのが、「カンジダ・アルビカンス」(Candida. albicans)です。ちなみにアルビカンスとは、「真菌」の意味です。真菌とは、いわゆる「カビ」の総称で、核をもった真核生物です。
「カンジダ」も「アルビカンス」も、グループ名であって遺伝子的に同定された固有名称ではありません。ですから、同じ名前で呼ばれる菌でも、さらに細かい菌種に分けられるのかもしれませんが、ともかく、このカンジダ・アルビカンスと呼ばれる菌たちは、私たちの住む環境に普通に存在していて、味噌や醤油などの発酵にかかわっているのも、この仲間なのです。

カンジダ・アルビカンスは、ヒトの皮膚や消化管でも普通に確認される菌で、中でも食道に繁殖しやすいとされています。また女性の膣粘膜にも存在します。特別なにも影響しない菌ですが、体力が落ちてカンジダ繁殖を抑える力が弱くなったり、抗生物質の使用で従来、善玉菌として働いている菌の勢力が落ちるなどすると、過剰に繁殖し、健康状態に影響します。


参考:http://www.weblio.jp/content/真菌
https://ja.wikipedia.org/wiki/カンジダ
   https://ja.wikipedia.org/wiki/皮膚カンジダ症
  http://www.ambrosia-kk.com/candida/01.html

カンジダが引き起こす、さまざまな症状

カンジダが過剰に繁殖することで現れる症状には、さまざまなものがあります。
代表的なものに、「口腔カンジダ症」や「性器カンジダ症」などがありますが、これらのように体の表面に表れるもの以外にもカンジダが原因と考えられるものは多くあり、とくに体内でおきるカンジダ繁殖が、ガンなど全身症状に関与してくる、という研究もあって、単なる日和見菌として見過ごしていい菌ではないことが解って来ています。

参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/カンジダ症
   https://ja.wikipedia.org/wiki/皮膚カンジダ症
https://ja.wikipedia.org/wiki/口腔カンジダ症
   https://ja.wikipedia.org/wiki/性器カンジダ症
   https://ja.wikipedia.org/wiki/口角炎

カンジダにいつ感染するのか

カンジダの感染

ありふれたカビですから、日頃から生活のなかで接している可能性はあります。湿気の多い日本では、ほとんどの人にカンジダの感染があると考えられます。
いつごろ感染したのか、というと、だいたい生後2〜3ヶ月のころくらいから、と考えられます。その前に、赤ちゃんは母乳をもらい、まずは腸内細菌としてビフィズス菌を住わせますから、その後出会う菌の一つとなるのでしょう。
腸管の腸壁はぬるぬるした粘膜で覆われています。この粘膜に乳酸菌をはじめ、大腸菌など腸内に棲む菌がやってきて、棲み付きます。そこに母乳が入り、母乳の成分を栄養にできる菌が増殖します。腸管の腸壁にあった粘膜は、これらの菌が育つ培地となり、また菌による分泌物も加わって、さらに厚く形成されます。
腸内を埋め尽くす菌の集まりを腸内細菌叢といいますが、細菌叢内ではつねに多くの種類の腸内細菌の勢力争いが行われています。母乳は、よい菌の栄養となる成分が多いので、よい母乳をもらった赤ちゃんの腸内はよい菌がつよい勢力をふるう強力な腸内細菌叢を形成するのです。
このような熾烈な勢力争いが行われている腸内細菌叢が広がる腸管内では、カンジダ菌がやってきても、そこにいるだけで精一杯で、たくさん増殖しようにもそのスペースがありません。


勢力を強めると危険な存在に

カンジダ菌は常在菌とされているので、繁殖しなければ害はないとされていますが、近年ではカンジダの出す毒素による様々な難治症状があるのでは、と考えられています。
カンジダの繁殖によって多くの毒素が出されると、小腸の腸壁の細胞は炎症を起こします。免疫の要である小腸の腸壁が傷つくことは、免疫の機能を弱めますし、また吸収においても、充分に分解されていないような大きな分子のものを通過させてしまうようになります。


抗生物質投与が悪玉菌増殖のチャンス

しかし、抗生物質を投与されると、腸内の細菌叢は殺されてしまい、腸管内の細菌叢は荒れ野と化してしまいます。この荒れ野に、それでも生き残った菌がいたとします。この時がチャンスとばかり、勢力を一気に拡大しようとします。それが例えば、元のとおりのよい菌ならば問題ないのですが、カンジダ菌や大腸菌などの悪い菌なら腸内環境は一気に悪くなってしまうことになります。抗生物質の投与後に、急に下痢をしたり便秘をするようになったら、腸内細菌叢のバランスが崩れてしまったことを物語っています。


深刻なのは腸管粘膜が足りないとき

上記のように、腸管内の菌のバランスで、私たちの健康が大きく左右されます。とはいえ、それが数日の便秘や下痢で済めば、大した問題ではありません。最も深刻なのは、この菌が根付く腸管粘膜が充分にない時です。粘膜がなければ、そこにいくらよい菌や、その栄養が入って来ても、きちんと定住することができません。
疾病や疲労、加齢など何らかの理由で腸壁からの分泌物がへり、充分に腸管粘膜を形成できなくなると、粘膜がないために腸壁は剥き出しになるかたちとなります。この時こそ、カンジダが恐ろしい存在になるときなのです。
勢力を拡大したカンジダは、腸管から組織へと侵入し、血管内へとはいり、血液にのって体の各部へと広がります。
そして、腎臓、肺、肝臓、脳など、様々な臓器に悪影響を及ぼします。


抗真菌薬は、最後の手段

抗生物質は細菌を殺す薬で、真菌に対して作られた薬ではありません。真菌であるカンジダは、真核生物で、細胞の形もヒトとよく似ていて、カンジダを殺す薬を作れば、ヒトの細胞も殺すことになってしまいます。カビだけを殺す薬を作るのは、とても難しいことなのです。
現在、内臓に発症するカビへの薬として5種類ほどあるといわれますが、どれにも副作用があり、使うのは万事手を尽くし、薬によってカビを殺すしかない段階にならなければ使われない、といいます。

資料:[EN_CANDIDA.ATOPY_1]

2016年02月18日

カンジダ症の歴史

古いものとしては、「口角炎」と思われる記述がヒポクラテスの時代に確認できます。

1849年にウィルキンソン(Wilkinson)によって、初めて膣カンジダ症(Vulvovaginal candidiasis)が説かれます。その後、1875年にハウスマン(Haussmann)が、膣カンジダ症も口腔カンジダ症も、同じ生物が原因であることを証明しました。

やがて、第二次世界大戦勃発に続いて、抗生物質が登場し、カンジダ症罹患率は増加していきます。
この罹患率は、「ナイスタチン」が開発されて以降、1950年代になって減少していきます。

カンジダ属(genus Candida)と、カンジダ・アルビカンス種(species C. albicans)は、1923年、ユトレヒト大学の植物学者クリスティーン・マリー・バークハウトによって発表されました。※この後、菌類の区分についてはいくつか変更が行われています。
「カンジダ」という名前についても、バークハウトによって提案されました。ラテン語のトーガ カンジダ(toga candida)という言葉に由来していて、古代ローマ共和国の議員候補らによってすり切れられた白いトーガとよばれるローブになぞらえている、とされています。
「アルビカンス」という語も、ラテン語の「白くなる」を意味するアルビカレ(albicare)から来ています。カンジダを培養したときの白くなる様相を表しています。

現在までに、カンジダ属は、およそ150の異なる種を含むとされていて、そのうち、少数がヒトに感染症を起こすを考えられています。 カンジダ・アルビカンスは、最も重要な病原性種です。

ヒトへの病原性をもつものとしては他に、カンジダ・トロピカリス(C. tropicalis)、カンジダ・グラブラタ(C. glabrata)、カンジダ・クルセイ(C. krusei)、カンジダ・パラシロシス(C. parapsilosis)、カンジダ・ダブリニエンシス(C. dubliniensis)、カンジダ・ルシタニエ(C. lusitaniae)があります。


参考:https://en.wikipedia.org/wiki/Candidiasis

2016年02月19日

カンジダによる皮膚症状

私たちの体表面には、目には見えませんが、多くの微生物が存在しています。ヒトが健康であるとき、自分自身の免疫機構ももちろんですが、それとともに生きている微生物も一緒になって、体表面状にバリアを形成するかたちで健康状態の維持に貢献しているのです。
これが、たとえば、ヒトの免疫機能が何らかの原因でバランスを崩したり、あるいは、薬剤などによって微生物の数が減ったりすると、表面を覆っていたバリアは綻び、その場に他の微生物が付着して、繁殖しようとしてきます。
それがカンジダであった場合、カンジダの過剰繁殖がおきると、皮膚の表皮細胞が侵され、炎症が起きるようになります。

カンジダによる皮膚炎は、すこしずつ拡大していくので、はじめはさして気にならない程度かもしれません。しかし、放置するとぐんぐん範囲を拡大し、症状も悪化していきます。かゆみがしつこくなってきた時、炎症への対処として、ひろく売られている抗炎症薬やかゆみ止めを塗って対応することが多いでしょう。しかし、炎症そのものは一旦ひいても、カンジダ自体がいなくならない限り、またぶり返してきます。塗る薬の種類によってはかえって悪化する場合もあるかもしれません。自分では手に負えなくなって、医師に相談すると、まずは患部の視診によって原因の探索が行われます。
皮膚カンジダ症の見た目の特徴としては、このような点が上げられます。
・発疹、うろこ状のかさつき、かゆみ、腫れが生じる

医師の経験次第では、見ただけでカンジダ症かどうか判断がつくかもしれませんが、一般には正確に見極めるために患部の細胞をとって検査をします。その結果、カンジダが検出されれば、「カンジダ症」であることがわかります。

皮膚カンジダ症である場合、通常の抗炎症や単なるかゆみ止めだけでは歯が立ちません。もしそれで治るとすれば、その薬によって一旦炎症が鎮まっている間に、ヒトの免疫機能が回復、バリア機能が修復されてカンジダを自力で駆逐できた、ということでしょう。

しかし、繁殖したカンジダを殺すのは、なかなか難しいものなのです。カンジダは真菌であるため、抗真菌剤を用います。一般的には、一時的な皮膚カンジダ症であればそれだけで治る場合が多いです。

しかし、カンジダが繁殖しやすい場所、たとえば常にしめっている場所などは、薬を塗りにくいこともありますが、カンジダがいつまでも生き続けられるため、薬を塗ってもすぐには治らないことがあります。その場合は、経口薬の抗真菌薬を用いることもあります。

皮膚カンジダ症と同じ真菌(カビ)が原因でおきる皮膚症状のひとつに水虫が挙げられます。
水虫の原因菌は「白癬菌」という真菌です。水虫の治療と、カンジダの治療では時に同じ薬が使用されることがありますが、これは、どちらも「真菌」を殺すことを目的とした薬剤であるからなのです。

参考:
メルクマニュアル:カンジダ症
(http://merckmanuals.jp/home/皮膚の病気/真菌による皮膚感染症/カンジダ症.html)

内臓でもカンジダはみつかる

顕微鏡の誕生以降、肉眼では見えない生物界の研究が一気に進むようになります。動物学、植物学、そして医学においてもそうです。
それまで見えなかった存在が見えるようになって、様々な現象の真の姿や、正体が判明するようになっていきます。

先ほど述べた皮膚のカンジダ症や、また口腔カンジダ症、膣カンジダ症についてもそうです。顕微鏡の登場、そして微生物を観察する手順の確立がされるようになり、人間の患部からとったサンプルを培養して、原因をつきとめられるようになりました。

このような病気の原因探求は、人間の内部、つまり内臓の病気においても適応できるようになっていきます。すると、カンジダが内臓にもよくみつかる菌であることが解ってきました。さらには、内臓でおきる疾患にも関わっていることがわかり、中でもカンジダがよく発見される食道では、食道炎の原因としてカンジダが関わっているケースがあることもわかってきました。

【Column】皮膚カンジダ症とアトピー性皮膚炎の症状は似ていることがある

先ほどの「皮膚とカンジダ」の記事でも紹介しましたが、カンジダは皮膚上で繁殖し、炎症をおこすことがあります。一般的には湿った箇所が多い、と言われていますが、乾いた皮膚でも起きることがあります。
たとえば、皮膚カンジダ症がおきやすい口や陰部以外に、わきの下、女性の乳房の下、腹のたるみなども発生しやすい場所として挙げられます。
患部の症状としては、赤く腫れたり、発疹になったりもしますが、特別、熱をもったり赤くなったりせずに、皮膚が乾燥してうろこ状になったり、かゆみだけがあるという場合もあるようです。
いずれにしても、皮膚カンジダ症は、時にアトピー性皮膚炎と誤診されることもあります。
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