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2016年03月08日

食物を徹底的に利用し、微量栄養素を吸収する最後のリサイクル工場:大腸

小腸を経て来た内容物は、大腸に送られてます。大腸に入った時点で、体にとって特に重要な3大栄養素、すなわち、糖質、脂質、蛋白質由来の栄養はほぼ吸収しつくされています。あとは、このなかに含まれる水分や電解質などをある程度吸いあげ、その結果、残ったものや体から排出された不要なものを食物繊維と一緒に便として排出すべく、直腸へと送るのが大腸の主な役目です。

しかし、便の生成・排出に関わることばかりでなく、ほぼ栄養的には役目を終えた内容物をつかって、さらに新たな栄養分を生成し、吸収するしくみももちます。また、腸管免疫として働く細胞や組織もありますから、消化過程の最終段階とはいえ、非常に重要な器官です。


大腸には、小腸に比べ、はるかに多くの菌が棲息しています。これらの菌は、大腸に入ってきた内容物を糧にしていますが、大腸に送られてくる内容物の成分は、小腸で取り込まれなかった食物繊維やオリゴ糖が大きな割合をしめています。大腸に棲む菌は、これらを使って発酵し、酢酸、プロピオン酸、酪酸などの短鎖脂肪酸を生成します。大腸が特徴的なのは、腸内細菌が内容物をつかって発酵したことで得られる、短鎖脂肪酸が直接、大腸上皮細胞の主要エネルギー源として使われることです。大腸の細胞は短鎖脂肪酸を得ることで、大腸での水や養分の吸収、腸運動、膵臓外分泌などの重要な働きをすることが可能になるのです。
また、短鎖脂肪酸は大腸のためだけでなく、全身の活動にも重要な働きをします。食物繊維が少ないと、細菌叢での発酵が足りず、充分なエネルギーを得られないことになり、大腸の動きも停滞しがちになります。大腸では、これら短鎖脂肪酸以外に、小腸ほどの量ではありませんが、ビタミンの吸収も行われています。

※脂肪酸
脂肪酸とは、油脂を構成する成分のひとつで、数個から数十個の炭素が鎖のように繋がった構造をしています。そのうち炭素の数が6個以下のものが短鎖脂肪酸と呼びます。

2016年03月09日

大腸と菌

近年、大腸ガンの発症が増えていますが、食物繊維が不足した食生活が原因のひとつになっている、とも考えられています。食物繊維が足りない食事では、大腸内細菌叢の糧が足りず、また、不要物を絡めとって便として排出するための充分のカサもないため、大腸が働かなくなってしまうのです。
すると、どんな状況になるか、というと、便がでなくなる「便秘」です。
便秘は、大腸以外の場所が原因で起きることもありますが、基本的には大腸から直腸に内容物が押し出されれば、自然に便意が催されます。便意自体が、いつまでもないということは、大腸からの押し出しがない、つまり、大腸の動きが止まっていることを意味しています。
しかし、食事をとれば消化管にはものが入っていくわけで、それが出ないのであれば中に溜まっている、ということになります。とくに、大腸内はその名のとおり大きく、小腸よりは動きが緩慢で、ある程度、内容物を貯留する働きもあるので、溜め込み易い器官である、とも言えます。しかし、食物繊維が足りず、充分の発酵ができないような内容物がいつまでもあっても、本来、体に必要な発酵をしてくれるはずの善玉菌は弱まり、悪玉菌やカンジダなどの菌がこれをエサにして、勢力を拡大してきます。これらの働きによって生成される様々な成分が、ガンなどの原因となっているのではないか、と考えられているのです。


大腸とカンジダ
ところで、ある研究では、重症のアトピー患者の便を調べた結果、大量のカンジダが検出された、というものがあります。また、ある研究では、同じように、重症のアトピー患者を対象にしたところ、大腸内に慢性的な炎症がみられた、というものもあります。カンジダの検出と、大腸の炎症の関連についてはまだはっきりしておらず、専門家の間でも意見は別れています。
しかし、大腸に炎症があれば、大腸内の免疫機構に作用してアレルギー反応に繋がることは考えられますし、また、大腸内での悪玉菌やカンジダの繁殖が過剰になれば、小腸にも影響が拡大することも考えられます。大量の菌が住まう大腸を悪玉菌の巣窟にしないためにも、大腸内を健全に保ち、便秘のないように心がける必要があります。

大腸のためのプロバイティクス:ビフィズス菌の入ったヨーグルト

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ビフィズス菌は、小腸のプロバイオティクスでご紹介したラクトバチルス属とは全く異なる菌です。つまり、乳酸菌のなかまではなく、ビフィドバクテリウムというグループに属します。
偏性嫌気性で、酸素のある環境では生きられません。ですので、主に大腸に棲み付き易い菌です。大腸内のビフィズス菌は酢酸やビタミンB群、葉酸を生成し、大腸の細胞や、人体の健康に貢献しています。

ビフィズス菌はヒトの腸内に棲む常在菌で、植物などにはあまり含まれません。動物の腸にも見られますが、ヒトのものとは異なるようです。ですから、私たちのビフィズス菌を増やそうとするならば、自前のビフィズス菌をオリゴ糖などで増やすか、ヒトの腸内に棲めるビフィズス菌を用意するしかありません。現在は、ビフィズス菌を効率よく摂るためのヨーグルトやオリゴ糖などの商品がたくさんあるので、そうしたものを利用するといいでしょう。ただ、ビフィズス菌ばかりでなく、他の菌も育てなければなりませんから、食物繊維の摂取もお忘れなく。

資料:[EN_CANDIDA.ATOPY_4]大腸のための栄養素
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