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2015年12月14日

1:アトピーとは何か 〜 アトピーについてざっくり知る

絶対的な特徴:くりかえすカユミ
アトピー性皮膚炎の特徴として、まず挙げられるのはカユミでしょう。このカユミは、いつもあるわけではなく、日中は比較的おさまっていて、くつろいだり、眠りにつくときなどに出やすいといわれます。カユミの強度も、とても強いときもあれば、軽いときもあります。このようにカユミの程度や頻度は、日によって変わったりしますが、掻きつづけると皮膚炎は次第に悪化していきます。季節の変わり目や、ちょっとしたストレスなどから一気に悪化することもあります。皮膚炎の範囲が広がり、酷くなると、充分な睡眠がとれなくなり、体力を失い、時に仕事や学業にまで支障を来すこともあります。傾向としては、新生児、乳幼児、学童期などの幼い頃に多いとされていましたが、近年では、成人期や思春期に悪化するものも多く報告されています。


「アトピー」の語源
「アトピー」すなわち「Atopy」そのものの言葉としては、“奇妙な”という意味のギリシャ語が語源です。この「アトピー」という言葉を使って、家族内あるいは家系内に出現するアレルギー性の喘息、枯草熱(アレルギー性鼻炎に相当)などを指すようになったのが1920年代ころからとされており、1933年にアメリカのサルツバーガーという皮膚科医が、それまでさまざまな病名で呼ばれていたアレルギー性の皮膚炎を一つにまとめて名付けた病名が「アトピー性皮膚炎」である、とされています。紀元前の人物、ローマ帝国初代皇帝のアウグストゥスにも同様の症状があったという記載が残されている、とも言われています。


アトピーはアレルギー症状のひとつ
主な病変が皮膚疾患であるアトピーは、いわゆる「皮膚病」として扱われがちですが、実は私たちの体の防御機構としてそなわっている免疫系が、特定の抗原に対して過剰に働く「アレルギー」症状の一つに数えられます。


アレルギーには種類がある
アレルギーと一口に言っても、そのメカニズムには多くの種類があり、症状も様々です。中には原因のはっきりしないものや、難病指定されているものもあります。
アレルギーには、大きく5つのタイプがあり、I型、II型、III型、IV型、V型に分けられます。
一般に「アレルギー」というと、アナフィラキシーなど、激しい症状を伴うI型アレルギーの事を指すことが多く、アトピー性皮膚炎もこのグループに分類されてきました。

I型アレルギー
肥満細胞(マスト細胞)や好塩基球上のIgE抗体と抗原の結合で細胞が活性化し、ヒスタミン、ロイコトリエンなどの化学伝達物質が放出される結果、引き起こされる。
例:アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、花粉症、食物アレルギーの一部など

II型アレルギー
細胞膜に対する液性抗体ができて反応が起こり、血液中の補体がこれに作用して細胞膜に穴を開け、細胞を融解する。
例:自己免疫性溶血性貧血、血小板減少性紫斑病など

III型アレルギー
溶解性抗原と抗体が結合した免疫複合体が処理されきれず組織に沈着。これに補体やマクロファージ、好中球が集まって炎症を起こし、組織を傷害する
例:血清病、糸球体腎炎、関節炎、ループス腎炎など

IV型アレルギー
抗原により感作が成立した状態のTリンパ球が、再び侵入してきた抗原に反応してサイトカインを放出。マクロファージや、好中球などが集まって炎症を起こす。
例:ツベルクリン反応、臓器移植後の拒絶反応、うるしかぶれ、化粧品かぶれなど

V型アレルギー
免疫により産生された抗体の作用で、組織機能の異常亢進や異常低下が起こる
例:甲状腺機能亢進症、重症筋無力症


※1:I型アレルギーには、即時型アレルギー、IgE依存型アレルギーが含まれます。
※2:抗原が生体内に侵入して30分以内に反応が起こるものを、即時型アレルギーと呼ぶ。また、IV型アレルギーは、反応が終わるまでに1〜2日かかるので遅発型アレルギーともいう。


【Column】
アトピー性皮膚炎はI型とIV型の混合型アレルギー

アトピー性皮膚炎の検査項目として、抗体IgE検査というものがあります。血中に含まれるIgEがどのくらいあるのかを検査するもので、アトピー性皮膚炎の患者さんの血液を検査すると、たいていはIgEが高い数値を示します。IgEが関わるアレルギーはI型アレルギーであり、そのため、アトピー性皮膚炎はI型に分類されてきました。
しかし、IgE値はそれほど高くないのに皮膚炎を発症している場合もあります。また、IgE値が高くても、皮膚炎が起きない人もいます。近年では、IgE値はかならずしもアトピー性皮膚炎の正確な病態を示す指標としては重視されなくなってきつつあります。
一方、アトピー性皮膚炎の患部では、好酸球が増えているのも確認されます。好酸球も炎症を起こす主役となる細胞ですが、この好酸球の働きを活発化させる働きを持つものに、T細胞という細胞があります。現在、このT細胞がかかわるIV型アレルギーとして、あるいは、I型とIV型の混合型アレルギーとして、アトピーを解釈する医師が増えています。IV型アレルギーは症状がゆっくり表れるのが特徴で「遅延型アレルギー」とも呼ばれ、慢性的に続くアトピー症状も、このメカニズムで説明できる、と考えられているのです。

2015年12月15日

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巻末:おすすめ食材と効果的な摂り方
<上手に献立に利用しましょう>
人間の生体リズムや、内臓機能、栄養素の働きなどから、いつ、どんなものをどのようにして摂取すれば効果的なのかが研究されています。今後は、個人ごとの体質に応じた栄養摂取が開発されていくかもしれません。
ここでは、例として、ここまでにご紹介してきた食材のサンプルメニューを挙げてみます。

【朝食時におすすめ】
・シソとキャベツのスムージー
生のキャベツとシソに水を加え、グリーンスムージーを作って飲みます。リンゴジュースなどをベースにしてもいいですが、あまり甘い味に慣れないようにしましょう。
生のキャベツには、胃を丈夫にするビタミンU、肝臓の働きを助ける酵素グルコシノレートなどが含まれます。シソは、クロロフィルが豊富で、かつカンジダの抑制にも効果が期待できます。
※起床後は歯磨きをして口の中を清潔にしてから、朝食を頂きましょう。


【昼食時におすすめ】
・モロヘイヤのおひたし・小さい梅干しを一粒ごはんに添えて。
ネバネバ成分のムチンを含む食品をおかずに加えれば、胃腸の働きを助けてくれます。胃液の分泌が足りないと感じるときは、梅干しを一粒加えてみます。


【夕食時におすすめ】
・魚のお刺身
・マイタケとタマネギの味噌汁
・黒豆の煮豆
・食後、無糖のヨーグルトにラフィノースを加え、カルシウムと有用菌を補給
魚を生で食べるお刺身はグルタミンが効率的に摂れます。EPAやDHAなどの脂肪酸も含んでいますから、日頃から気をつけて摂りたい食材です。キノコ類に含まれるベータグルカンや、タマネギに含まれるオリゴ糖は腸内環境の改善に役立ちます。また古来より薬膳などでも用いられる黒い食材は、アントシアンなどの成分による作用も得られるので積極的に摂りたい食材です。植物性タンパクである大豆や大豆食品も取り入れましょう。
牛乳や乳製品のカルシウムは骨や神経の働きに欠かせません。市販のヨーグルトの多くは甘く味付けされていますが、できるだけ無糖のものを選びましょう。甘さを加えるならラフィノースなどがおすすめです。

2016年02月05日

アトピー性皮膚炎の診断基準

今ではすっかりメジャーな症状となったアトピー性皮膚炎。湿疹やかゆみが、同じ箇所で長く続くと、「ひょっとしてアトピー?」と疑いたくなってしまいます。

今では、皮膚炎用のよい薬がドラッグストアで簡単に手に入りますが、高額なものもありますし、また、もしアトピーであれば、早いうちに対処したほうが、ひどくしないですみます。早めの治療がおすすめではありますが、しかし、インフルエンザなど他の流行性の病気が流行っているときは、病院に行くのもためらわれることもありますね。

アトピー性皮膚炎と診断されるには、ある程度、目安となるものがあり、それと合致すると医師が判断した場合、「アトピー性皮膚炎」としての治療や薬の処方が行われます。
アトピーかどうかを早く知りたい時は、このガイドラインに示される症状と比べてみるのもいいかもしれません。
今日は、厚生労働省 難治性疾患等克服研究事業(免疫アレルギー疾患等予防・治療研究事業)によって運営されている「リウマチ・アレルギー情報センター」ホームページ(http://www.allergy.go.jp/index.html)から、アトピー性皮膚炎のガイドラインについて述べられているページをご紹介します。
アトピー性皮膚炎:http://www.allergy.go.jp/allergy/guideline/03/

2016年02月08日

アトピーの男女差

昨日と同じ、電子書籍「アトピー考察ノート」の第1章でふれている内容で、今日はアトピーにおける男女差について、考えてみたいと思います。

臨床の現場では、わりと以前から、アレルギー疾患の傾向にはどうも男女差が存在するのではないか、ということはささやかれていました。しかし、しっかりとした統計が取られていなかったために憶測にすぎなかったのですが、患者の増加に伴い、きちんとしたデータが揃うようになってから、アレルギー疾患における性差の存在は、現在では明らかなものとなっています。さらに、アレルギーの症状別に見ても、男性がかかりやすい症状と、女性がかかりやすい症状にも、違いがあることもわかってきました。
また、年代別の比較も加えると、思春期以降、女性のアレルギー罹患率が上がることから、女性ホルモンの増加がアレルギー悪化に関わっているのでは、ということが考えられています。
これら、統計から性ホルモンの違いがアレルギー症状の違いの要因のひとつになっていることが推測されていますが、具体的なメカニズムまでは判明しておらず、治療に差があるわけではありません。

アトピー性皮膚炎においては、実は男性のほうが多いというデータと、女性のほうが多いというデータといずれもあります。しかし、現在、アトピー性皮膚炎そのもののメカニズムが大きく2種類にわかれている、という捉え方が広がりつつあり、そのどちらのメカニズムによるかで、男性に多いアトピーか、女性に多いアトピーなのかがある、と考える研究者がいます。結果、大きく、「アトピー性皮膚炎」として捉えると男女差がないように見えても、アトピー性皮膚炎のタイプ別に見れば、女性型、男性型が見えてくると考えられています。


参考資料:[EN_AK1_1]アトピーの性差(男女差)

2016年02月09日

ひっかき反射

かゆみがあるとき、掻くのを我慢するのは大変なストレスですよね。
電子書籍「アトピー考察ノート」の「第2章:カユミのメカニズム」内で述べているように、本来「かゆい→掻く」はごく自然な、そして正常な防御反応なのです。
これは、クセや習慣ではなく、「ひっかき反射」という反応で、思考や感情は介さずにおこる反応行動です。ひっかき反射は、脊髄反射の一つであり、体に刺激を与えるものを取り去る防御反射のひとつでもあります。

資料番号:[EN_AK_2]

2016年02月10日

アトピーの原因とは?

今日は、アトピー性皮膚炎の原因について、現在、どのように考えられているか、について書きたいと思います。

「アトピー考察ノート」の第3章でも述べていますが、まずはじめに言っておかなければいけないことは、完全なメカニズム解明には至っていない、ということです。

しかしながら、10年、いや5年前の時点では不明だったことが、今では科学的根拠をもって解明されていることも少なくありません。もしも、アトピーの治療に何十年も前と同じ薬品処方や助言しかしない医師がいたら、アトピーに関する看板を下ろすか、他の専門医に紹介状を書いて委ねることをお勧めしなければなりません。
アトピー性皮膚炎に関しては、それほど古い知識がひっくりかえるほどの、目覚ましい発見が続いているのです。

まず、そもそも「アトピー性皮膚炎」という名前でひとくくりになっている症状も、患部や経過を詳しく観察すると多くのパターンがあること、アレルギー反応として成立する過程が大きく2つの種類があり、それを見極めれば、的確な治療が期待できることがわかってきています。

次回は、これらについてもうすこし詳しく書こうと思います。

2016年02月19日

アトピー悪化要因のひとつとして注目される真菌

皮膚カンジダ症とアトピー性皮膚炎は、症状が似ていることがありますが、違う病気です。
しかし、皮膚疾患が長く繰り返されて、皮膚のバリア機能が破綻しているアトピー患部では、カンジダ菌の繁殖が確認されることもあり、皮膚炎の悪化の要因のひとつになっていることもあります。
患部の殺菌を徹底したところ、カンジダなどの悪玉菌がなくなり、それによって炎症が改善された、という報告は多くあり、皮膚上のカンジダ菌が根本原因ではないにしろ、皮膚炎の改善を考えるうえでは無視できない存在であることは確かです。

近年では、カンジダ菌よりも注目されるものとして皮膚に付着するマラセチア菌の関与が注目されています。
マラセチア菌も、カンジダと同じようにありふれた真菌ですが、この菌が、アトピー性皮膚炎の患者の皮膚上では、ちょっとした汗でも繁殖し、炎症を起こす、と考えられています。

アトピー性皮膚炎の患部手当てにおいて、真菌対策は重要であると考えられています。

2016年03月21日

Column:「菌」の世界のくくりは微妙

一般に「微生物」とは、顕微鏡でしか確認出来ない小さな生き物のことを指します。最も身近な微生物で言うと、ダニが挙げられるでしょうか。しかし、ダニはれっきとした昆虫で、微生物の中では、特別大きなサイズの生物です。

では、他にはどんな微生物があるでしょうか。
野外の池や水辺に確認できるもので、代表的なものにミジンコや、ゾウリムシ、アオミドロなどがあります。これらは、いわゆるプランクトンと呼ばれるもので、動物性と植物性に分けられたりします。しかし、これでも微生物のなかでは大きいものの部類です。もっともっと小さなものには、どんなものがあるでしょう。

プランクトンにも、大きいものから小さいものまで、ずいぶんと幅がありますが、一般にプランクトンよりも小さなものでは、菌類などがあげられます。
実は「菌類」は、動物でも、植物でもない、ひとつの独立した生命グループです。菌類の多くが、植物や動物とは異なる栄養代謝を行っていて、生物同士の相関関係を表すものに生態系がありますが、植物が生産者、動物が消費者とすると、菌類のほとんどが分解者に当たります。

さて、菌類と呼ばれるものにも、様々なものがあって、実は、生命としてのくくりも異なっているものがあります。例えば、「細菌」と呼ばれるものがありますが、厳密に言うと、菌類と細菌では異なるグループの生物となります。いくつか例をあげてみましょう。
菌類には、真菌類、粘菌類、放線菌類、細菌類、古細菌などがあります。

・真菌類:カビ、酵母、キノコ
・粘菌類:モジホコリなど
・放線菌:ストレプトミセスなど
・細菌 :大腸菌、枯草菌、黄色ブドウ球菌など
・古細菌:メタン生成菌、好塩菌、高温好酸菌など

このうち、真菌類と粘菌類だけは細胞内に核膜をもった真核生物で、この点では私たち人間を含む動物、植物とおなじくくりに入ります。

しかし、細菌は、「バクテリア」とも呼ばれ、「菌類」でもなく、また「真核生物」でもない、「真正細菌」という、これはこれで独立したくくりです。さらに、もっと原始的な生命として、極めて厳しい環境に棲んでいる高温好酸菌や、好塩菌、またメタン生成菌などがありますが、これらも正確には、「菌類」でもなく「真核生物」でもなく、さらに「真正細菌」でもない、「古細菌(アーケア)」という独立したくくりである、とされています。これらは、生命の起源に近い姿なのではないか、と考えられていて、非常に注目されています。古細菌は、生物としての条件を備えてはいますが、物質と生物の間に位置するもので、ぎりぎり生物といった位置づけでしょうか。

さて、これら菌と呼ばれる生物に近いものに「ウィルス」がありますが、ウィルスは核を持たず、他の細胞に取り付いて、情報を書き換え、生きようとしますから、自分で自分のコピーを作り残す、という意味では生物としての条件を持たないことになります。このため、菌類は生物ですが、ウィルスは生物ではない、と言われたりもします。


参考:https://www.mitsui-norin.co.jp/mmid/knowledge/yokota/index2.html
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