皮膚の真菌繁殖を抑えるスキンケア 洗浄・殺菌

2016年02月24日

もはや無視はできない竹酢液、木酢液の効果

見直される、古来からのカユミ対策

しつこい湿疹をわずらったら、海につかって治す、という方法が伝わる地方や民族があります。海水に含まれるミネラル、とくにマグネシウムによる作用とされていて、この方法を応用して、入浴時に塩を入れる「塩浴」もよく知られる方法です。また、アトピー治療のために湯治に行く人も多いですね。温泉には、イオウや鉱物イオンなどが溶け出しているものがありますから、こうした成分が合う湿疹の場合は効果が期待できます。
また植物を煮出すなどして得たエキスを塗布するなどの方法もあります。植物エキスに含まれるサポニンなどの成分は肌を滑らかにするなどの効果があるとされています。
植物性のもので、アトピーへの利用が多いものに木酢液や竹酢液が挙げられます。これを入浴時にお湯に入れて使うのですが、私の経験では、温泉系のものよりも、はるかに効果がありました。独特の強い臭いがありますが、カユミや赤みをよく鎮めてくれました。これらの効果は木酢液や竹酢液に含まれるフェノールや、クレゾールなどの成分による収斂作用や抗菌作用によるものと考えられていますが、はっきりとした科学的根拠となる資料を私はまだ見つけていません。もともとは農作物の虫除けや腐敗予防などに利用されていたそうで、農家の方は経験からこれらの殺菌効果についてはよくご存知だったのかもしれません。古くからの知恵に学ぶことは今でも多いのです。

※木酢液、竹酢液を入浴に用いる場合は、「入浴用」にきちんと精製されたものを使用されるのがいいと思います。木酢液や竹酢液を採取したままのものにはタール類が含まれていて、これをある程度精製したものが使用されます。また、製造に使用した木材によっても入浴に向かないものがあるため、よく確認したほうがいいでしょう。

参考:アトピー考察ノート 第5章:セルフケアに取り組む 4:スキンケア より

http://www.nihonmokusaku.jp/category/1369964.html

アトピーのスキンケアで最も重要なのが洗浄

アトピーの予防にも改善にも重要な洗浄
ご紹介してきたように、アトピーの発症にも悪化にも、雑菌の関与が強く疑われるようになり、アトピーの予防、改善のいずれにも洗浄は重要視されるようになっています。刺激がすくない洗浄剤で、やさしく洗い、雑菌の繁殖をおさえましょう。

ゴシゴシ洗いは禁物。優しく、泡で洗うイメージで。
洗い方についてですが、雑菌の繁殖がカユミの一因と聞いて、見えない菌をやっつけるべく、思わずゴシゴシと洗ってしまう方がいるかもしれません。しかし、これは厳禁です。皮膚を過度に摩擦すれば、皮膚を守る皮膚バリアの成分まで剥がしてしまいますし、下手をすれば皮膚自体も傷つけかねません。洗い過ぎにより皮膚バリアが破壊されると、ただでさえ保水力が弱く乾燥しやすいアトピー肌は、さらに乾燥し、敏感になってしまいます。患部の清潔が大事とはいっても皮膚に必要な要素まで流し去ってしまっては、もともこもありません。あくまでも狙いは汗や傷口に集まる雑菌を流し去ることなのです。

迷う洗浄剤の選び方
ところで、アトピーの洗浄に用いる洗浄剤の選び方にも様々な意見があります。なかでも、「界面活性剤使用の是非」については、私も悩まされました。界面活性剤とは、汚れをおちやすくするための成分で、食器や衣類の洗浄に用いる洗剤にはよく使われています。しかし、この界面活性剤によって、皮膚のバリア機能が壊されたり、また、皮膚を通過して体内への影響もある、と説明する人もいます。一般に、液状の洗浄剤はたいてい界面活性剤が使われていて、殺菌作用を謳う商品も液状のものが大半です。界面活性剤を使っていないものといえば、固形石鹸がありますが、固形石鹸こそ、アルカリ性で弱酸性の皮膚にはよくなく、皮脂膜の貧弱なアトピー肌には使うべきではない、という人もいるのです。
このような洗浄剤をめぐる意見がわかれる一方、洗浄よりもとにかく殺菌が大切だとする意見もあって、皮膚用のイソジンなどを塗布したり、紫外線をあてて殺菌するという方法をすすめる人もいます。
目標は皮膚を清潔にして悪玉菌を排除することなのですが、様々な意見や方法が存在しています。

参考:アトピー考察ノート 第5章:セルフケアに取り組む 4:スキンケア より
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